披露宴イメージ

披露宴でもらうブーケ

女性としては披露宴の演出に使われるブーケは特別な存在だと思います。
女性がそれにかけるお金は相当なものでしょう。
私が人生で出席した披露宴は2回。
一つは大学時代の友人の結婚式。
もう一つは中学時代の親友の結婚式。
じつはどちらもブーケをゲットしています。
大学時代の友人の結婚式では新郎側の友人として出席し、プルズのときに名前を呼ばれ参加。
約10人ぐらいの中で、ほとんどが新婦の友人の中に混じり、まあ当たらないだろうと思っていたら見事に引き当てた。
新郎の友人ということでだいぶ自分的には遠慮したい気持ちでいっぱいでした・・・。
そのあとはもちろんコメントをくださいと言われたがそんなに長くしゃべるわけにもいかず、焦りました。
異性の友人を招待するのはタブーだと言われることに、すこしだけ納得のいった瞬間でした。
もうひとつの親友の結婚式。
こちらはお見送りの際にほいっと彼女が手渡してくれたもの。
プルズは20人ぐらい参加したこともあり、引き当てることができなかったのですが、それとは別に用意したいただきました。
新郎新婦共に一番わたしたい人にわたそうと決めていたそうです。
驚きとともにとても嬉しかったことを覚えています。
いずれにしても、それは渡す側も、もらう側もとても印象に残るものだという認識があります。
私の母が披露宴で使用したものは、生花ではなくて花細工でした。
母の姉が趣味で教室に通っていたので母にプレゼントというかたちで作ったものだそうです。
当時の流行なのか、白い花がいくつも束ねられたそれは見事なブーケでした。
母は将来娘ができたら、ぜひ見せたいと思いトスはせずに大事にとっておいたそうです。
大きな化粧箱にいれられたそれは、幼い私にとってもとても憧れの存在でした。
生花のブーケももちろんすばらしいですが、こんなふうにのちのちとって置けるようなのもいいな、と思います。
母は今プリザーブドフラワーの教室に月一度通っています。
兄が結婚した時にはそこでウェルカムボードを作ってプレゼントしていました。
私が察するに、きっと母は私が結婚するときは、母が叔母にしてもらったように私に大きなブーケを作りたいのではないかと思います。
そういうのってとても素敵だなと私は思います。
もうそろそろ結婚の話も本格化しそうなので、今度じっくり母と娘向き合ってそんな話ができたらいいな。
そして私も何十年後か、自分に娘ができた日にはなにか手作りのもので、そっと結婚を祝福できるような存在になりたいと思います。

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